スターと記念撮影

ハウステンボスのスターの近さは、宝塚ファンからみたら失神レベル!

宝塚のスターは遠すぎる

劇場の大きさの差

私は宝塚歌劇のコアなファンです。
通常公演の行われている大劇場はハウステンボスの10倍以上の収容人数のため、舞台が非常に遠いです。
最も近い割高のSS席に座っても、舞台と銀橋の間にオケボックスがあるため、舞台上のスターは遠い!
銀橋にスターが来た時は近く感じられますが、銀橋にスターたちがくるのは、公演中のほんの僅かな時間です。

そしてSS席は超人気のため、一般のファンは「宝塚友の会」の抽選で宝くじに当たるような感覚で当選するしかない。
どうしてもSS席で観たいなら、高額のチケットを転売屋さんから買うしかない!定価11000円に対して、かなりの割り増し価格になります!

宝塚ファンの必需品は双眼鏡です。2階のてっぺん席にでも座ろうものなら、肉眼では表情など見えないから、双眼鏡は必須。1階席のかなり前でも、双眼鏡を使う方がいらっしゃいます。どの席であろうと、宝塚ファンは双眼鏡を持参します。

ハウステンボス歌劇団には、双眼鏡は不要

ハウステンボス歌劇団のミューズホールに初めて行った時、私はバッグに双眼鏡を入れていました。しかし簡単に最前列のプレミア席が購入できたので、双眼鏡など必要ない!
しかもミューズホールは、216席なので、一番後ろの席でも双眼鏡など必要ありません。十分肉眼で見えます。
客席で双眼鏡を使っている人はいません。

宝塚歌劇の舞台化粧が濃いのは、3階席のてっぺんから観ても顔の表情がわかるためだそうです。ハウステンボスのスターたちのメイクは、宝塚と比べると薄目ですが、至近距で観るには、ちょっと濃すぎるかもしれません。でもこの現実離れしたお化粧が夢の世界の存在にしてくれているとも思えます。

ハウステンボス歌劇団は客席おりが驚くほど多い!

舞台が近いうえ、たびたび、客席まで降りてきてくれます!
ハイタッチをしてくれることも。
プレミア席、SS席の有料席だけでなく、一般席の方にも降りてきてくれます。しかも客席降りの時間が長い!
宝塚でもショーで客席降りがある時もありますが、ごく限られた時間の、ごく限られた通路側でのみ。
ハウステンボス歌劇団の公演中のスターの近さは、感激です。
しかも一番近いプレミア席が1000円、SS席が500円、一般席はハウステンボスのパスポートを持っていたら0円、入場券だったら500円ですから。

終演後のスターとの写真撮影サービス

公演後にハウステンボス歌劇団のスターたちと一緒に自分のカメラで写真を撮影してもらえるサービスがあります。
しかもそのサービスは、CDやパンフレット等のグッズを購入するだけで、特典として受けられるのです。
トップスターをはじめとする出演者との握手と写真撮影が気軽に受けられるのは、大変魅力です。
そしてそのサービスを受ける人があまりいなくて、小心者の私は勇気がなく、数回しかサービスを受けていません。

宝塚では、スターと一緒に写真を撮ってもらえるチャンスなんて、皆無に等しいです。
昔は貸し切り公演の時に抽選であたった人がその栄誉にあずかれるというのがありましたが、最近は無いです。
スターの私設ファンクラブに入れば、お茶会で写真が撮影してもらえることもありますが、舞台衣装のスターたちに囲まれて写真撮影なんてことは、無いです。

出待ちでスターたちと触れ合える!

ハウステンボス歌劇団の出待ち
スターたちの楽屋はミューズホールから少し歩いていった所にあるので、スターたちはその楽屋まで舞台化粧のままオカモチを持って歩いていきます。その間、お話をしたり、写真を撮ったりしてもいいのです。

出待ちのスターとの距離が近すぎて、宝塚で遠すぎるスターとの存在に慣れている私は、おじけついてしまう程です。
出待ちはできるますが、入待ちはできないことになっています。
スターたちがミューズホールに入って行く時は、列を作って楚々と入っていかれます。

宝塚ファンにも出待ち、入待ちとかありますが、それは遠い所から一瞬前を通って行かれるのを見ることができるだけです。
スターのファンクラブのような「会」に所属していたら、お手紙を渡すチャンスがありますが、あっという間もないほどの速攻渡しで、あの素早さには感動するほどのあっけなさがあります。

スターを遠くから見守るという習性がしみついた宝塚ファンからみたら、ハウステンボス歌劇団たちのスターの近さは、感動・感激を通り越しています。私は出待ちをしても、やや遠目に見ることしかできません。笑

ハウステンボス内を歩いていたら、私服で楽屋入りするスターや、舞台化粧のままお買い物に出たスターを見かけたこともあります。
とにかく、ハウステンボス歌劇団のスターの存在が近すぎるのが、魅力です!